商工観光プロモーション




インバウンド事業の落とし穴は、「海外からの訪問者を呼ぶことにのみ意識し過ぎることにあると当社は考えます。海外からの旅行者を日本に誘い呼び込むわけですから、海外からの旅行者にフォーカスを当て海外からの流れをつくることは当然です。しかし、こういう視点もあってもいいのではないでしょうか。

Think Globally, Act Locally

つまり、日本には280万人を超える外国人在住者がいます。その内、約20%はexpat marketと言われる在日の各国大使館をはじめ、海外政府観光局、海外政府事務所、海外商工会議所、外資系企業等に勤務する人たちです。例えば、東京都内に160カ国近い大使館が存在します。つまり、国内に居ながらにして160カ国弱の人たちに地元地域の観光資源や物産魅力を直接的にアピールできる環境にあることを示唆しています。大半の人たちは東京を中心とする地域に住んでいます。集中したプロモーションとマーケティング活動が比較的容易にできるわけです。

国内在住のexpat market層へのアプローチを第1アクションと考えることで、その結果、その人たちが本国から日本へ同僚・友人・知人等を呼び込んでくれることに繋がる有効な戦術展開となります。当社はこれまでこういった手法展開を何度となく実践し、実質的な成果をもたらしてきました。

同時に、当該市町村の固有のコンテンツ(素材と資源)を外国人目線で見直し、外客が訪ねてみたくなるコンセプトづくりや継続した情報発信を推進できるためのウエブマーケティング向けコンテンツの作成・刷新、連動した集客プログラム等を企画・実施してきました。 その地域特性に合ったコンセプトの確立が外客の興味を誘い、その土地固有のコンテンツ構築が外客をリピータとしてくれます。