2011年5月6日

Flemish Minister President Mission to Japan

ベルギー・フランダース政府首相が、プレスとデリゲーションと共に5月16日から東京入りをする。3.11の影響で来日がつい最近まで未確定であったが、催行することとなった。日本経済が前を向き歩み始めたとは言え、この時期にこうした海外からの日本企業にむけたアプローチをいただくことは日本にとって有り難い。今回、弊社はベルギー・フランダース政府から業務委託を受け、全般にわたっての関連サービスを実施させていただく。当初の計画では、関空から入って大阪でのセミナーを含む投資促進に向けたプログラムを行い、その後、東京に移動して同様の投資促進に向けたプログラム遂行が予定されていたが、震災等の影響で、ミッションの規模を半減させ、遂行内容も大きく変わった。

フランダースは貿易・投資において魅力ある地域である。logistics分野においては、4つの海港、2つの貨物取扱空港、内陸水路、高密度の道路・鉄道網を有し、ヨーロッパの中心に位置するフランダースの輸送インフラはヨーロッパ主要地域へのハブの役割を果たしてくれる。貿易面でもダイヤモンドやファッション、テキスタイル、とりわけ、ベルギーの飲食品は日本市場においてチョコレートやワッフル、ビールに代表される通り確固たるプレゼンスを築いている。環境やIT, 自動車、医薬品、ライフサイエンス分野も注目したい。