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イスタンブールファションウィーク
(2011年2月7日)

1月末からイスタンブールとイズミールを訪ねた。トルコが対日貿易の対象として力を注いでいるファッション・アパレル分野の視察と関係先とのミーティング、そして毎年開催されているイスタンブールファッションウィークへの参加が目的であった。イスタンブールでは、大手商社グループの専門家チームと一緒に視察や打合せを行った。

最初のイズミールでは三泊。ホテルの部屋から遠眺するエーゲ海は心を和ませてくれた。冷たい海風を受けながらも、毛布にくるまって熱いTurkish Teaを楽しんでいる人たちが印象的であった。この光景は彼らの日常生活そのものと言えるかもしれない。私もその中に加わってTurkish Teaで暖まりたいと思ってはみたが、その寒風の中で5分以上身を置く勇気はなかった。しかし、海を見ながらのそぞろ歩きは格別であった。

イズミールには昨年11月東京で食品部門のセミナーと商談会を主催した団体の一つであるAegean Exporters’ Associationの本部がある。貿易大臣率いる総勢で60名のミッションが来日し、弊社が受入事務局としてセミナーの運営から商談会のビジネスマッチングに至るすべてを担当した。2011年のトルコ政府の対日貿易面での戦略は、食品部門の継続拡張に加え、アパレル・ファッション部門の日本市場におけるプレゼンスの獲得にある。日本でのプロモーションとマーケティング戦略を構築する上でのネットワーク構築と情報収集をイズミールとイスタンブールの両方で行った。

イスタンブールではトルコファッションウィークが開催され、それに参加した。開催規模も毎年大きくなっているようで、その中の注目イベントはキャットウォークショーであった。今年は合計で21本のショーが連日4日間に渡って実施された。ランウェイをさっそうと歩くモデルに向けられる熱い視線、カメラのフラッシュ、シャッターを切る音が自然と会場全体を盛り上げた。キャットウォークショーと展示会を見てまわる合間をぬって、トルコのファッションウィークのオーガナイザーをはじめ、政府関係者、業界関係者との会合を重ねることができた。日本市場がいまや全体的にシュリンク傾向にあるとは言え、日本の輸入比率は世界の10%を占めている。海外企業にとって、日本マーケットは品質・納期・金額面においてハードルが高いとは言え魅力ある市場であることには間違いない。いかに日本市場でトルコがそのプレゼンスを高めることができるか、そのためのfacilitatorとしての役割がわれわれの仕事であり、その分野で貢献ができればと願う。今回のトルコでの視察・調査等を踏まえ、次なる提案をトルコに向けて準備をしたい。

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